家庭教師業界や業務の特徴
家庭教師のお仕事は、平日の昼間は学校に通っている学生を対象にして、平日の夜間に勉強を教えるお仕事です。
そのため勤務時間は平日の夜間になることが多く、週末や祝日、また平日の昼間に働くことはほとんどありません。
家庭教師は、特定の科目に特化します。
学校の教科書に沿って学習するか、それとも問題集や参考書を使うのかについては、基本的に家庭教師自身と生徒とで話し合って決めることになります。
家庭教師は生徒と1対1で接するお仕事で、他のバイトよりも相手との距離がとても近いという特徴があります。
また、勉強を教えるということは責任も大きく、生徒のやる気やモチベーションを高めながら分かりやすく教えることで生徒からの信頼を得られます。
志望動機のコツ、何を質問されやすい?
家庭教師の仕事では、よく聞かれる質問がいくつかあります。
例えば大学や学部名は必ず聞かれますし、面接の前に学力試験を受ける場合もあります。
出勤日数や曜日、時間に関してもある程度の希望を最初に伝えておくことで、その曜日でもOKな生徒とマッチングしてくれます。
大学生のバイトとして家庭教師をする場合には、希望する科目以外にも、この科目はできませんか?と打診されることがあります。
教えられる自信があるなら引き受けても良いですが、自信がない場合には断るのが得策です。
家庭教師仲介業者との面接では、志望動機を聞かれたり、どんな科目を教えられるかという条件面での質問が多くなります。
しかし派遣先の生徒や保護者と面接する際には、志望動機を聞かれることはあまりありません。
その代わりに、生徒の性格や教え方、勉強で困っている点や今後の授業の方針などについての質問や話し合いが中心となります。
生徒や保護者からのリクエストがあればそれに合わせれば良いですが、リクエストがない場合には家庭教師自身が考えてカリキュラムを決めなければいけません。
事前にある程度考えておくことをおすすめします。
服装やメイクはどうしたら良い?
家庭教師は教育分野のお仕事なので、派手な服装やメイクは厳禁です。
面接の際には、基本的にはスーツ着用をし、女性はアクセサリーはつけないか、控えめにするのが得策です。
メイクに関しても、派手なメイクやトレンドの最先端を行くようなメイクは好まれない傾向にあり、場合によっては不採用となってしまう可能性があるので注意してください。
ネイルも、派手なネイルはNGなので注意しましょう。
家庭教師の仲介業者と面接する際には、靴を脱ぐことはないかもしれません。
しかし生徒や保護者との面接は、一般的に生徒の自宅で行われるため、靴を脱いで自宅へお邪魔することになります。
靴下が汚れていないか、ストッキングに穴があいていないかという点も忘れずにチェックしましょう。